ウェントワース補欠選挙に著名女性が無所属出馬

豪医師会会長、シドニー市議など歴任のフェルプス氏

 豪医師会会長を務め、医療制度の改革や先住民族医療の推進、LGBTIの権利推進などで各界に知られ、現在はシドニー市議を務めているケリン・フェルプス氏がウェントワース選挙区の補欠選挙に無所属で出馬する意思を明らかにした。同氏はウェントワース選挙区でもよく知られており、その社会的活動で支持も高いことから、長年ウェントワースを安定地盤としてきた自由党にとって強敵になる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 フェルプス教授は連邦政治に清潔と安定を回復するとして、「過去10年、どちらの政党も党首が回転扉のように頻繁に入れ替わってきた。そのため、政党政治の権威が著しく弱まっている。ウェントワース選挙区の何百人という有権者が私に連絡してきて、自由党がマルコム・タンブル氏を党首と首相の座から追い払ったことに対して怒りと不満を表明している。スコット・モリソン新首相は、なぜタンブル氏が更迭されたのかを説明できないし、説明することもしない。必要なのは連邦議会に誠実さと安定性を回復することだ」と語っている。

 フェルプス教授は、気候変動対策とエネルギー政策特に再生可能エネルギーへの転換を議会で推進するとkたっており、また、経済については力強い経済を望むが同時に心のこもった政治でなければならず、マヌス島やナウルの難民希望者の人道的な扱いを求めると語っている。

 また、2017年の同性結婚合法化キャンペーンのように、ウェントワース補欠選挙キャンペーンもウェントワースの住民による、ウェントワースの住民のための草の根キャンペーンにすると語っている。

 ウェントワース選挙区は労働党が勝利したことがなく、タンブル前首相は17.7%の票差で当選していた。しかし、ウェントワース選挙区の有権者はリベラルな社会観が強く、自由党内超保守派がタンブル氏を首相の座から追い出したことで自由党離れも予想されている。

 補欠選挙には、労働党はタマラマ・サーフ・ライフ・セービング・クラブ会長のティム・マレー氏を擁立、緑の党はウェバリー市のドミニク・ワイ・カナク副市長を推している。
■ソース
Wentworth by-election: Kerryn Phelps confirmed as high-profile independent candidate

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