NSW州国民党青年部、アルト・ライトの浸透調査

ABC放送の報道で新メンバー加入手続中止

 NSW州などで「アルト・ライト(代替右翼)」と呼ばれる極右国粋主義者が議会政党に組織的に浸透しようとしているとのABC放送の報道を受け、NSW州国民党青年部は、過去現在に極右派の表向きの団体所属している者を除名し、新規加入受付を中止して調査している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ABC放送の報道に対して、NSW州国民党のトロイ・グラント議員は、「国民党は、良識に反する考えの持ち主の隠れ家にはしない」と発言した。

 ABC放送の時事番組「Background Briefing」は、現在国内でもっとも活動の目立つアルト・ライト活動家のブレア・コトレルらが設立した「Lads Society」と名乗るグループの元または現メンバーが少なくとも3人はNSW州国民党青年部に食い込んでいるとして、クリフォード・ジェニングズ、トーマス・ブラッシャー、オスカー・タッカーフィールドの3人の名を挙げて報道した。

 グラント議員はNSW州北西部ダボ選挙区選出で、「アルト・ライトが国民党に浸透しようとしていることは気づかなかった。報道を見て困ったことだと思っている。あのような考えの者に入られるのは問題だ。国民党はNSW州郡部の住民の考えや志を代表する政治団体だ。我々の考えにそぐわず、良識に反する考えの持ち主を党に参加させることはしない」と語っている。

 「Lads Society」は男性のみのファイト・クラブを管理しており、また、ジェニングズの場合は極右団体でファシズムを自称する「New Guard」のメンバーにもなっている。

 新規メンバーシップ手続きを一時的に停止するのは、NSW州国民党州座長、NSW国民党青年部座長との協議で決定された。

 調査が済むまでジェニングズ、募金担当者のリサ・サンドフォード氏もメンバーシップを停止される。(
■ソース
NSW Young Nationals investigate alt-right ‘infiltration’, suspend new memberships

http://www.abc.net.au/news/2018-10-14/nsw-young-nats-suspend-memberships-amid-alt-right-infiltration/10375014

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