NSW、緑の党州議会議員、州警察を告訴

フェースブック人種差別投稿の警察官の昇進で

 2016年、シドニー・インナーウェストのニュータウン選出州議会議員、ジェニー・レオン緑の党議員のフェースブックに警察官が人種差別投稿を行った。当の警察官は処罰されたが、他の警察官多数が警察官の投稿に「Like」を入れるなどしており、さらに後には当の警察官が昇進していたことが明らかになり、レオン議員がNSW州警察を相手取って訴訟を起こした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2016年3月、音楽会場などで探索犬で違法薬物を摘発するプログラムについて、違法薬物を持たない者を摘発するなど不正確として、レオン議員はこの探索犬プログラムの廃止を決める法案を提出した。

 これに対して、現役警察官がレオン議員のフェースブックに、「It is cause I so Asian?」、「2 dolla sucky sucky lub u long time」、「her daddy was a swamp monkey」など人種差別内容を投稿した。

 その警察官の投稿に対して何人かの警察官が「Like」を入れたり、さらにコメントするなどしており、同年9月には警察内の監察部が捜査し、最初の警察官は停職処分を受けた。しかし、レオン議員の弁護士、モーリス・ブラックバーンのギリ・シバラマン弁護士は、「NSW州警察はレオン氏の訴えに適切に応えておらず、レオン氏は何か月も警察の回答を待ち続けている。2016年4月に最初の訴えを届けて以来、問題が州警察内部でたらい回しにされたままになっている。レオン氏は警察官個人に対する処罰を求めているのではなく、警察組織がこの差別発言問題に対してどういう措置を執ったのかを明らかにするよう求めている」と語っている。

 人権擁護委員会は、警察官の投稿に対するレオン氏の訴えを認め、今後、調停交渉を行うことになっている。
■ソース
Jenny Leong takes legal action against NSW Police over ‘unlawful’ FB posts

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