ナタリ緑党首、連邦上院出席停止処分受ける

同僚女性議員応援し、サリバン議員を「pig」と呼ぶ

 11月27日、連邦議会上院でセーラ・ハンソン=ヤング緑の党議員が数人の上院議員を名指して、「性差別者」と弾劾する場面があった。それを支援して、リチャード・ディ・ナタリ緑の党党首が、ハンソン=ヤング議員に一番に名指されたバリー・オサリバンQLD州選出自由国民党(LNP)議員を「pig」と呼んだ。

 上院議長に発言取り消しを求められたディ・ナタリ議員がこれを拒んだため、議長は同議員に24時間の議院出席停止を言い渡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日午後、オサリバン議員は、ハンソン=ヤング議員に対して、「a bit of Nick Xenophon in her」と性的なほのめかしを含んだ発言をしており、自由党議員でさえもこの発言を「いかがわしい」とコメントしている。結局、オサリバン議員は自分の発言を撤回している。

 オサリバンLNP議員の発言の少し前の午前中にはジュリア・バンクスVIC州チザム選挙区選出自由党下院議員が、自由党が反動的右翼議員に牛耳られ、性差別が跋扈していると発言、自由党脱党を宣言している。

 ハンソン=ヤング議員は、オサリバン議員の他にもバーナディ豪保守党議員らよく知られた最右翼議員の名を挙げており、ディ・ナタリ議員は、「私たちは、あの男(オサリバン議員)から毎日のように性差別的な薄汚い言葉を浴びてきた。彼はブタだし、彼がこの議場に持ち込んできた低俗さをよく反省すべきだ」と発言した。

 この「ブタ」発言に対して議長が撤回を求めたが、ディ・ナタリ議員は拒否し、「連邦議会での女性差別を弾劾することが重要だ。オーストラリアの職場において、女性は差別的な言辞に甘んじる必要はない。そのことは議会においても同じだ」と発言した。

 労働党のペニーウォン上院議員は、「ディ・ナタリ議員の出席停止は遺憾とすることだが、労働党が出席停止を支持することはオサリバン議員の発言を支持するということではない」と発言している。
■ソース
Richard Di Natale suspended from Senate after calling Barry O’Sullivan a ‘pig’ over ‘sexist filth’

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