極右団体設立のカナダ系運動家のビザ発給拒否

豪移民相、「我が国に好ましからざる人物」を理由に

 カナダ出身ながらニューヨークで白人男子優越主義の極右団体「Proud Boys」を設立したギャビン・マキネス氏のオーストラリア講演ツアーは、デビッド・コールマン移民相が、「我が国に好ましからざる人物」としてビザ発給を拒否した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 Proud Boys設立者のマキネス氏は、同団体が米連邦捜査局(FBI)に「過激派団体」と認定されているにもかかわらず、2019年初めに極右グループ「The Deplorables」と訪豪するためのビザ申請を行っていた。

 そのため、メルボルンの弁護士、ニャドル・ニュオン氏がインターネットを通じるなどして81,000人の「ビザ発給反対」署名を集め、オーストラリア政府に提出していた。

 内務省は同人へのビザ発給拒否を当人に通知しており、当人が発給拒否撤回の訴えを起こす日限が11月30日で切れたため、ビザ発給拒否が決定した。

 マキネス氏は11月初めにProud Boysから離れており、同団体を「ギャング」と呼んでいるが、マキネス氏の思想そのものは同団体設立当時から変わっていないと見られている。

 マキネス氏は、来年初めにイギリスの極右活動家、トミー・ロビンソン氏とオーストラリアを講演旅行する予定になっていた。ただし、ABC放送は、「ロビンソン氏のビザ申請も行われていないようだ」と報道している。

 Anti-Defamation Commission委員長のドヴァ・アブラモビッチ氏は政府の判断を称賛している。
■ソース
Proud Boys founder Gavin McInnes denied visa to tour Australia with ‘The Deplorables’

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