レヨンヒエルム自由民主党連邦上院議員辞職予告

四面楚歌のまま3月のNSW州議会選挙に鞍替え

 1月7日、保守系メディアのスカイ・ニューズで、デビッド・レヨンヒエルム自由民主党連邦上院議員が連邦議員を辞職し、今年3月に予定されているNSW州議会選挙に出馬する意向を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 レヨンヒエルム議員はしばしばその発言で論議を呼んでおり、セーラ・ハンソン=ヤング緑の党議員を議場で性的な言葉で揶揄して問題になったが、その後、議員特権の及ばない議場外でも同じような発言を繰り返したため、ハンソン=ヤング議員がレヨンヒエルム議員を名誉毀損で告訴した。その裁判で、018年末にはレヨンヒエルム議員は自分の弁護証言をしてくれる同僚上院議員がいないと嘆いていた。

 同議員は2013年に初当選、2016年選挙で再選されているが、スカイ・ニューズでは、「過保護国家問題と取り組みたいため、NSW州選挙に出馬する」として、「酒類販売許可でも、タバコでも、電子タバコでも賭博でも、シドニーのロック・アウト法でも、自殺幇助でも政府がいろいろと指図するのがうざったい」と語っている。

 レヨンヒエルム議員は、「中でも是非取り組みたい問題は大麻の合法化だ。連邦議会では通らなかったが、州議会ならやれる可能性もある」と語っている。

 また、音楽フェスティバルでのピル・テストも支持しており、そのあたりの政策では緑の党と一致する部分がある。

 レヨンヒエルム議員の自由民主党は、2013年には9.5%の得票があり、世間を驚かせたが、投票用紙で同党が第一列に入っており、しかも自由党・国民党の候補者名を探していた投票者が混乱して自由民主党に投票した。さらに他の泡沫政党のプレファレンス票を獲得していた。

 ABC放送の選挙分析家、アンソニー・グリーン氏は、「NSW州議会選挙では、マーク・レイサムがワン・ネーション党で立候補する予定だし、他にもキリスト教民主党、射撃遊漁党、農夫党などの泡沫政党と争わなければならない、と分析している。
■ソース
David Leyonhjelm to quit federal politics and contest NSW election

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