オドワイヤー連邦女性問題担当相政界引退発表

自由党安定地盤選挙区の女性議員また1人減る

 1月19日、連邦保守連合政権の主要女性議員の一人、ケリー・オドワイヤー女性問題担当相が、「個人的理由により、次期選挙には出馬しない」として、今年5月に予定されている連邦総選挙で政界を引退することを明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オドワイヤー大臣は2009年にメルボルン市内部ヒギンズ選挙区から政界入りして以来、約8%のマージンで当選を続けてきた。また前回選挙では緑の党候補の善戦にもかかわらず当選している。

 また、2015年に女性・雇用・労使問題担当相として閣僚入りしている。

 19日、スコット・モリソン連邦首相と並んで記者会見したオドワイヤー大臣は、「次期には2人の子供が小学校に行く時期に重なる。クリスマスに記念写真を眺めていて、私が2人の子供達と一緒にいる機会をどれほど失ってきたかを痛感した。また、3人目の子供が欲しいとしたら今を逃してはもう次の機会はない」と語った。

 また、ヒギンズ選挙区については、「女性候補が現れれば必ず当選すると思う」と語った。

 オドワイヤー大臣は、年金制度、ドメスティック・バイオレンス休暇、全国金融苦情局の設立などの実績がある。

 労働党は、「内部世論調査では我が党候補者が二党択一でオドワイヤー氏を抑えている」と語っているが、緑の党のジェーソン・ボール候補は、「選挙は緑と自由の一騎打ちになる」と発言している。

 連邦自由党は、QLD州のジェーン・プレンティス議員が公認選で落とされ、SA州のルーシー・ギチュヒ議員は上院議員選挙公認で勝ち目のない選挙区に回され、NSW州選出のアン・サドマリス議員は、「水増し党員、足の引っ張り合い、漏洩」などを理由に政界引退を明らかにしている。VIC州のジュリア・バンクス議員は自由党を脱党、無所属に移り、「政界の女性の地位は実業界に比べて何年も遅れている」と苦言を呈している。

 労働党の女性議員数は50%近いが、自由党は4分の1以下にしかならず、それでも2025年までに党員議員の男女数を半々にすることを目標としている。
■ソース
Minister for Women Kelly O’Dwyer quitting federal politics in shock resignation

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