2019年連邦総選挙:5月18日投票日と発表

保守連合劣勢予想「選択は明確」とモリソン首相

 4月11日朝、記者会見を開いたスコット・モリソン保守連合連邦首相は、「今朝、ピーター・コスグローブ連邦総督と会い、5月18日を連邦総選挙投票日とすることを伝えた」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 モリソン首相は、「2013年に労働党が残していった経済を修復するのに5年かかった。保守連合と労働党の経済手腕を考えれば選択は明確。今は進路を変えるべき時ではない」と語った。

 ちなみに、連邦財政を吐き出すことで世界金融危機を乗り切った労働党政権敗北時の2013年の連邦財政赤字は2,573億7,000万ドル。約5年後の2018年の連邦財政赤字は5,319億3,700万ドル。

 同日午前8時29分に連邦議事堂外で第45回連邦議会閉会の式が行われ、8辞30分にコスグローブ総督が議会解散を宣言した。これに伴い、同日午前9時に予定されていた上院予算委員会審議が取り消された。

 野党労働党のビル・ショーテン党首がツイートし、「労働党はオーストラリアにフェア・ゴーを取り戻す政治の準備ができている」と語った。また、同日午前中にも労働党の選挙に向けた政策の概略を発表する見込み。

 今回の選挙ではモリソン首相は2007年まで11年間首相を務めたジョン・ハワード氏の選挙スローガンだった「誰を信じるか?」を借り、「国民の経済を任せる上で誰を信じるか? 誰が強い経済をもたらすと信じるか。今働いている企業が3年後、5年後、10年後にも続くよう保障できるのは誰か?」と語った。

 今回の選挙では下院は全議員、上院は半数が投票の対象になる。また、保守連合は2018年に少数派内閣に転落しており、下院の保守連合は73議席、労働党は72議席となっているが、選挙後は合計で151議席になるため、多数派内閣を成立させるには76議席を獲得しなければならない。

 2013年の選挙ではトニー・アボット氏が保守連合党首として首相に就任したが途中でマルコム・タンブル氏に入れ替わった。2016年の選挙ではタンブル氏が保守連合党首として首相に就任したが途中でスコット・モリソン氏に入れ替わった。モリソン氏は、「保守連合が勝利すれば自分は3年間首相を務める」と語った。
■ソース
Federal election 2019: Prime Minister Scott Morrison sets May 18 election date

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