WA州カーティン選挙区の労働党候補取り下げる

昨年のイスラエル批判発言が妨げになることを懸念

 4月13日、WA州カーティン選挙区から連邦総選挙に立候補していたメリッサ・パーク労働党候補の立候補取り下げが報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 パーク氏は2007年に政界入りし、2013年以来、2016年の政界引退までケビン・ラッド政権で国際開発担当大臣を務めたこともある。

 しかし、2018年の公開討論会で、「イスラエルのパレスチナ人に対する扱いは南アフリカのアパルトヘイトよりひどい」と発言していたことが報道されたことで、「この問題に関する自分の考えは周知の事実になっているが、労働党の選挙戦で障害になることがあっては困ると考え、立候補取り下げを決めた」と声明を発表している。

 また、「自分は国際関係や国際法、中東の生活などの問題についても20年の経験がある。しかし、今は労働党が勝利すれば、その時から気候変動問題に迅速に強力に取り組むべきであり、自分の発言がその妨げになることは望まない」としている。

 2016年には、「もう政治家として動いて回ることを控え、家族と過ごしたい」と、政界引退の意図を語っていた。

 2007年に労働党安定地盤のフリーマントル選挙区から政界入りするまでは国連関係の弁護士を務めていたことがある。

 一方、カーティン選挙区は1998年にジュリー・ビショップ前保守連合議員が当選して以来自由党の安定選挙区になっていたが、2018年8月のマルコム・タンブル前連邦首相更迭の政変時にタンブル側についてバックベンチ議員に降りており、一時は今回の選挙にも立候補の意図を見せていたが結局政界引退を発表していた。
■ソース
Labor’s candidate for Curtin, Melissa Parke, withdraws from federal election race

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