NSW州政権大臣職員に代替右翼団体関係者

極右の浸透を防いだ国民党政治家不快感表明

 先頃、NSW州国民党青年部にネオナチや白人優越主義「代替右翼」グループが浸透していることがメディアの調査で突き止められ、メディアの指摘で国民党はグループ・メンバーを脱退勧告や除名で排除した。しかし、「代替右翼」グループ関係者1人がグラディス・ベレジクリアン新NSW州政権の大臣の下で優遇されていることが明らかになった。

 メディアの指摘に対してベレジクリアン州首相はアドバイスを求めると答えている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 この関係者はジェフ・マコーマック氏で、2018年に州議会労働党議員が、「国民党内でマコーマック氏が自分の息のかかった人間を党青年部に引き入れるブランチ・スタッキングを行い、10人を超えるネオナチ、白人優越主義者が国民党青年部に加入したが、これらの者を除名するつもりがあるか」と質問した。

 マコーマック氏は2019年3月の州議会選挙でジョン・バリラロ州副首相の選挙運動を統括しており、5月の連邦総選挙が終わればメリンダ・ペイビー水資源担当大臣の首席補佐官に就く予定になっている。

 州政権の大臣の一人は「マコーマック氏任命には唖然としている」と語っている。

 一方、ベレジクリアン州首相は、「問題を知らなかった。アドバイスを求めることにする。厳格な審査に介入するつもりはない」と答えている。

 浸透は2018年5月の国民党青年部会議の前に起きており、党組織で調査した結果、20人ほどの青年部メンバーが脱退または除名を受けている。
■ソース
Berejiklian to ‘seek advice’ on learning of minister’s alt-right job offer

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