ショーテン党首の新聞批判にモリソン首相も支持

「ショーテンの苦学力行はウソ」テレグラフ報道に

 デーリー・テレグラフ紙のビル・ショーテン労働党党首批判にショーテン党首が「今までにない汚さ」と反論、スコット・モリソン保守連合連邦首相もショーテン党首を支持する発言をしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ニューズ・コープ系シドニー・タブロイド紙、デーリー・テレグラフ紙は、ショーテン党首が母親の履歴の一部を意図的に隠していると批判した。これに対して、ショーテン党首は、「テレグラフ紙は私に対する政治的攻撃に私の母を利用した。これほど薄汚い攻撃は今までになかった」と反論している。

 また、「母は2014年4月に睡眠中に心臓発作で亡くなっている。いつも母のことを思い出すが、母がこの新聞記事を読まずに済んだことだけは幸いだ」と語っている。

 ショーテン党首は、母親のアン・ショーテンさんが法律を学びたかったが教員コースの奨学金を得ることで弟妹を支えなければならなかったと語っている。

 テレグラフ紙は、「ショーテン党首は、母親は法律を学び、優等学位を受け、その後、弁護士として6年間働いていたことを隠している。ショーテン氏自身もメルボルンのエリート校、ザビア・カレッジに学んでいる」と書いているが、ショーテン党首は、「記事をすべて読んだわけではない。ゴミ記事で時間を浪費してはいられないから」と語っている。

 また、ツイッターでも、「誰でも、社会経済階層にかかわらず自分の望む分野を追求できるようでなければならない。母は教師としても優れていた。30年間モナッシュ大学で働いていたが法律への夢を捨てなかった。母は50代になってからようやく法律を学ぶことができたし、そのことを誇りに思う。私が法学部の1年生だった時、母は最終学年だった。母は50代後半になってようやく夢を実現し、法廷弁護士になることができた。母は苦労して私をザビア・カレッジに入れた」と反論している。

 モリソン首相も、「記事は不愉快だ。選挙戦の論争は政策を中心にすべきであって、党首の家族を攻撃材料にすべきではない」と、ショーテン党首を支持する発言をした。

 また、日頃革新派攻撃で知られるテレグラフ紙のコラムニスト、アンドリュー・ボルト氏もヘラルド・サン紙のコラムで、「ショーテン氏の発言は事実だ」として、ヘラルド・サン紙が問題の記事を掲載しなかったことを評価している。
■ソース
Bill Shorten accuses The Daily Telegraph of ‘new low’ for federal election story on his mother

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