2019年連邦総選挙、ショーテン労働党党首辞任

後継候補にアルバネージ、プリバセク、ボウエン、バーク

 5月18日の連邦総選挙は労働党圧勝の予想が崩れ、スコット・モリソン保守連合の楽勝が近づいている。2回前の総選挙でケビン・ラッド前党首が辞任して以来、労働党を率いてきたビル・ショーテン氏が敗北の責任を取って党首を辞任した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これを受けて労働党内では党首後継者の名乗りがすでに始まっている。

 まず、連邦議会下院議員のアンソニー・ルバネージ氏が「労働党を率いる適任者だという自信がある」と語っており、また、これまでショーテン党首の下で副党首を務めてきたタニア・プリバセク氏が、「立候補を考えている」と語っている。さらにクリス・ボウエン氏が、「家族と話してみないと即答はできない」と語っている。

 庶民的な雰囲気と言葉遣いで知られ、インフラストラクチャを担当するアルバネージ氏は、「労働党は3回の選挙で敗北してきた。教育、医療、公共交通機関の充実を求めて労働党に頼っている人々に大きな影響を残している」と語った。

 プリバセク氏は、外交、教育を担当する副党首としてしばしばテレビ・ニュースの取材を受けてきて、その冷静沈着、弁舌のさわやかさで知られている。

 また、財務を担当し、今回の労働党の税制改革公約の立役者になったクリス・ボウエン氏も党首選立候補の気持ちを明らかにしている。

 ただし、労働党は、2013年までケビン・ラッド、ジュリア・ギラード、ケビン・ラッドと党首が変転した結果、敗北を喫した事実を反省し、ラッド党首時期に党首交代の手続きを厳しくしており、一般党員と党議員会議の双方で支持を受けることが党首の条件になっている。

 2013年の党首選ではアルバネージ氏は一般党員の支持を受けていたが、ショーテン氏が党議員会議で支持を受け、双方を合わせた結果、ショーテン氏が52%の支持を受けて党首に選ばれている。

 アルバネージ氏とプリバセク氏は党左派。ボウエン氏は党右派で、もう一人、党首選に立候補が予想されているトニー・バーク氏も党右派。いずれもNSW州選挙区選出議員。
■ソース
Election 2019: Anthony Albanese to run for Labor leader, Tanya Plibersek ‘considering’ a tilt

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