労働党首選、プリバセク辞退でアルバネージ候補に道

右派が自派のボウエン影の財相を支持せず

 労働党はビル・ショーテン党首が選挙敗北の責任を取って辞任した後の新党首選びが始まっているが、当初に名乗りを挙げていたタニア・プリバセク前副党首が、「家庭の責任を放棄できない」として、党首選から辞退した。そのため、同じ党左派のアンソニー・アルバネージ議員が党首選で優勢になる可能性が出てきた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 プリバセク氏は、「同僚議員、労組、党員などからの支持を受けて非常に名誉だ。心の底から感謝したい。しかし、今は自分が党首選に出る時ではない」と語っている。

 労働党は伝統的に党首と副党首はそれぞれ異なる派閥から出ることになっており、アルバネージ議員が党首になればプリバセク氏は副党首には選ばれない。

 2013年にケビン・ラッド労働党敗北の後の党首選ではアルバネージ議員と党右派のショーテン議員が党首選争いに入り、確定に5週間かかった。

 他の候補者として、今回の敗因になった税制改革の編成者、クリス・ボウエン影の財相が立候補するかどうかは定かではないが、党内右派幹部議員が同じ右派のボウエン議員ではなく、アルバネージ議員を支持しているという情報も流れている。また、QLD州選出のジム・チャーマーズ議員、NSW州選出のジョエル・フィツギボン議員も名乗りを挙げる可能性があると伝えられている。

 ただし、チャーマーズ氏は選挙戦の労働党広報担当者になっており、敗北の責任を取らされる可能性がある。また、影の農相を務めてきたフィツギボン議員は、「左に寄りすぎた」党を中道に戻す候補者が出ない限り、自分が出馬することも考えると語っている。

■ソース
Tanya Plibersek rules out running for Labor leader after election result

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