新ベレジクリアン政権全与党議員に役職手当増

人件費節約に3000人の公務員解雇発表後

 3月選挙で再選されたグラディス・ベレジクリアン保守連合NSW州政権は、与党議席数7議席を減らしたため、65人の全与党議員が閣僚や政務次官、委員会委員長その他の役職を与えており、与党全議員が$165,000の基本歳費の上に年間1万ドルから11万ドルの役職手当や職務に伴う公費枠を受けることになった。

 ベレジクリアンNSW州政権は州政府の人件費節約のため、3000人の公務員解雇を発表したばかりで、与党全議員お手盛り同様の報酬増になったことには野党労働党から批判の声が出ている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 その中には8人の新議員も含めた15人のバックベンチ議員も加わって、提出された法案の審理、州政府機関の成績などを管理する議会委員会委員長の席も与えられ年間$20,600の歳費増となる。

 このようなベレジクリアン政権の動きに対して、野党労働党のペニー・シャープ臨時党首は、「片側で公務員人員整理をしながら、片側で与党議員全員の報酬増額をするベレジクリアン政権は自己矛盾を引き起こしているとしか思えない」と語っており、保守連合政権が、公務員解雇に加えて、政府部門後方事務の予算を3年連続で削減してきたことについて、「NSW州の労働者は記録的な賃金低成長、雇用不安定、失職などの困難にあえいでいる時に、おごり高ぶったベレジクリアン州首相が自党の議員にはこっそりと大盤振る舞いするというのは恥ずかしい限りだ」と語っている。
■ソース
Every NSW government MP pocketing above base salary

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