「議員歳費の$221,000では2家族養うのは苦しい」

ジョイス議員のニュースタート手当増額支持の理由

 妻子と別れて事務所の職員との生活を始めた元国民党党首兼連邦副首相のバーナビー・ジョイス議員は、保守連合議員に珍しく、Newstart手当の増額を支持しているが、先日にその理由を明らかにした。

 7月29日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 ジョイス議員は、「2つの家族を支えていくためには$211,000の議員歳費では苦しい」と語っており、Newstart手当では決して楽な生活でないことは分かるとしている。

 しかし、ニューズ・コープ・メディアのインタビューで発言したジョイス議員は後になって、「自分は文無しというわけではない」と先の発言を一部取り消している。

 しかし、同議員の記事は同僚議員からの批判を招いており、「ジョイス議員は身辺の状況を明らかにしろ」との声が挙がっている。

 そのため、ジョイス議員は、「自分は議員として非常に恵まれた収入を得ているが、それほどの収入でも、自分で招いた境遇ではあるが、倹約しなければならない時もある。自分のような恵まれた収入でもやりくりしなければならない時があるのだから、週280ドルではどれほど苦しいことか理解できる」と言い直している。

 ジョイス議員は前妻のナタリーさんとの間に4人の子供がおり、現在のパートナー、ヴィッキ・キャンピオンさんとの間にも2人の子供がいる。

 ジョイス議員は、記事の中で、「自分の飼っている羊を食べなければならない時もあるし、外食はほとんどせず、冬の夜にヒーターのスイッチを切っている。金がないわけではない。広い範囲に収入を分配しなければならないだけだ」と語っている。

 Newstartは、失業者の求職を促進する福祉制度で、現在約723,000人が受給しているが、独身者の場合、手当額は1日当たり$40にしかならず、実質的に25年間据え置きされている。そのため、福祉団体、ビジネス団体などの他、政治家も政党の枠を越えてNewstart手当増額を求める声が高まっている。

 しかし、保守連合政権はこの増額の声に対して、Newstart受給者の3分の2が12か月以内に仕事を見つけている、として増額要求を拒絶してきた。
■ソース
Barnaby Joyce says he’s struggling to support his families on $211,000 parliamentary income

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