NSW州政府、シドニーで電気スクーター合法化検討

安全問題から厳しい免許資格や昼間限定など

 現在、NSW州では公道や公共の場での電気スクーター走行は禁止されているが、NSW州政府が電気スクーターの解禁を検討しており、それに先だって試験合法化実施や電気スクーター走行条件の編成を極秘で行っていることが伝えられている。

 シドニーでの試験合法化実施では、年齢18歳以上で自動車運転免許を持っていることや昼間の乗車に限ることなどが予定されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 この合法化問題の検討に加わっているのはシドニー市、インナー・ウェスト、ウエバリー、ランドウィック、ノーザン・ビーチーズ、ベイサイドなど8自治体と伝えられている。

 しかし、公共の安全問題が大きく立ちはだかっており、シドニーでの試験実施も、昨夏にマンリーで実施される予定だったがそのまま延期されている。

 一方、電気スクーターのシェア制度は海外のいくつかの都市、国内のブリスベンとアデレードですでに実施されており、スクーター会社は、NSW州政府の厳しい実施条件を批判している。

 サン=ヘラルド紙が入手した極秘資料によると、特定自治体の公共の場での電気スクーター走行の禁止を一時的に停止し、また2社に限って電気スクーターの一般貸出を許可するという計画が立てられている。そのため、10社を超える企業が電気スクーター一般貸出許可を得るために競争している。

 年齢や免許の制限の他、夜間の走行は禁止するため、貸出企業は毎夕には電気スクーターを公共の場から撤去しなければならない。また、乗車中はヘルメット着用を義務づけられ、乗車中の携帯電話使用も禁止される。

 NSW州運輸局のエバン・ウォーカー・スマート・イノベーション・センター部長は、「安全性と効果的な機動力の適切なバランスを取ることが大事だ」と語っている。
■ソース
Sydney’s electric scooter trial plagued by safety fears

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