「政府から何の説明もない」と住民憤激

シドニー首都圏西部道路鉄道網計画

 NSW州と連邦政府が計画しているシドニー首都圏西部開発とバジェリーズ・クリーク第二空港建設計画に伴う道路鉄道網建設計画で沿線住民の間には、「何も聞かされていない。今後生活はどうなるのか? 突然立ち退きを迫られるのか? 交通の激しい道路が家のそばにできるのか?」などの不安と憤激が高まっていることが報道されている。

 首都圏南西部ナレランから西部セント・メアリーズまでの鉄道ルート保存について何も聞かされていないとの地元住民の不満に答え、NSW運輸局は、南西鉄道連絡網延伸計画住民説明会を開いた。しかし、説明会は首都圏西部に計画されているいくつかの交通インフラストラクチャに対する住民抗議集会になってしまったと報道されている。

 集会では約300人の住民がプラカードを掲げ、M9外環状道路とバジェリーズ・クリーク空港を含む交通ルートに抗議した。環状道路鉄道ルート(STORC)行動グループでは、「M9と南西鉄道連絡網延伸はいずれもバジェリーズ・クリーク空港の基礎インフラストラクチャに他ならない。すべてを総合した上でシドニー首都圏西部の住民と環境に対する総合的アセスメントが必要ではないか。なぜ2つの異なる計画に関する2つの異なる説明会が必要なのか」と疑問の声を挙げている。

 州政府が発表した初期計画案では、交通ルートはM7に並行に走り、オーチャード・ヒルズ、バジェリーズ・クリーク、クレアモント・メドウズ、グレンモア・パークなどの地区を通過する。これに対して沿線住民は、「初期計画であろうとなかろうと住民はいつか追い出されるのか。今日でなくとも25年先には立ち退かされるのか」とか、「まるで寝耳に水だ。今まで何も聞かされていなかった。不愉快だ」と息巻いている。

 説明集会にはグラディス・ベレジクリアン運輸相も出席した。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-08-08/residents-fear-losing-homes-for-transport-corridors-sydneys-west/5657290

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