メルボルンでもテロ容疑家宅捜索

イスラム過激派に送金の男逮捕

 9月30日、VIC州警察と連邦警察官あわせて100人以上がメルボルン各所を家宅捜索し、海外のテロリスト・グループに送金していた男を逮捕起訴した。

 シーブルック在住のハッサン・エル・サブサビ(23)は、シリアで戦闘に加わっているアメリカ人に$12,000を送金した容疑で逮捕された。エル・サブサビ容疑者は、意図的にイスラム国(IS)と、アル・カイーダ系の過激派グループ、ジャブハト・アルヌスラに資金を提供するなど6つの容疑で起訴された。エル・サブサビは、メルボルン簡裁に出廷し、捜査員は百を超える電話通話とテキスト・メッセージを盗聴し、25,000ページを超える資料を収集したことが明らかにされた。

 AFPのニール・ゴーン副長官は、「逮捕は米FBIからの通報がきっかけだ。FBIからの情報をもとに8か月かけて内偵し、証拠を集めてきた結果、捜索令状を取ることができた」と語っている。また、「容疑者がシリアにいる男に再度送金する予定になっていたから急いで行動しなければならなくなった。国内に容疑者の共犯者はいないようだ。この男が国内でテロに加担しているという証拠はない。家宅捜索は午前6時45分からシーブルック、キールバ、メドウハイツ、ブロードメドウズ、フレミントンなどで令状を執行した」と発表している。

 この家宅捜索は、先週、警察官2人を刺し、自分も刺した警察官に射殺されたヌーマン・ハイダーの事件とは無関係と見られており、銃砲も爆発物も発見されなかったが、家宅捜索の一環として電子的な証拠品を押収した。今後、この電子的証拠を何か月もかけて分析することになる。プライバシー保護の理由でこの逮捕者の身許など詳細は明かせない」としている。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-09-30/counter-terrorism-raids-afp-and-victoria-police-melbourne/5778116

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