私立高も「公共の場の制服着用自粛」

テロ不安で軍服の「カデット」に指示

 オーストラリア国内では、イスラム女性などに対する嫌がらせが増えているという報道がある一方で、「テロの不安」も広がっており、豪国防軍将兵には公共の場での制服着用を自粛するよう指示が出ていたが、今度は「カデット(士官候補生)」制度を持つ私立カレッジがカデット生徒に対して公共の場での軍服着用を自粛するよう指示した。

 いくつかの私立男子カレッジにはカデット制度があり、制服も前世紀的な軍服や迷彩の野戦服まであるが、今回報道されているのはシドニー・インナー・ウエストにあるニューイントン・カレッジで、公共交通機関を利用したり、公共の場に出る場合には迷彩の野戦服を着用しないよう指示している。

 同校では来週にカデット・コース・プロモーションのキャンプとパレードが予定されており、学校側は、ロッド・ウッド少佐名義で緊急としてカデット生徒保護者に通達した。その中で、「キャンプまでの道中は体育の服装を着用し、現場に着いてから着替えるよう。当校では国防省の勧告に従い、制服姿で公共の場に現れないよう指示する。今後も状況をモニターし、情勢に応じて新しい指示を出す」としている。

 カデット・コースがあるのは他にはキングズ・スクールやスコッツ・カレッジなど。また、豪国防軍最高参謀長は、「将兵は一身の安全に慎重に行動するよう。また、制服で公共の場に現れる場合には常識を働かせて行動するよう」指示を出しており、「カデットの行事は全て無用な支障が出ない限り通常通りに進める。疑問な点はカデット・コースの命令系統に従うよう」にとされている。(NP)

http://www.smh.com.au/nsw/newington-college-cadets-told-not-to-wear-uniform-in-public-20141003-10poeq.html

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