PUP、政府の大学改革案反対表明

「大学学費は無料にすべき」とパーマー

 10月28日、パーマー統一党(PUP)のクライブ・パーマー党首は、「連邦政府の大学改革案にはバイバイ」として、PUPが政府案を支持しない考えを明らかにした。ただし、PUPはトニー・アボット連邦政権閣僚との交渉でパーマー党首に有利な条件を引き出せれば簡単に態度を変えるともいわれている。

 アボット保守連合政権は5月予算案で、大学のコースの連邦負担を20%引き下げ、これまで議会の法律成立でのみ可能だった学費の制限を取り払い、大学が自由に学費を決め、公庫の学費ローンの利率を国債利率に連動させ、学費返済所得水準を引き下げるなど低所得世帯の子弟には厳しい内容になっている。野党労働党と緑の党は保守連合大学改革案には全面的に反対の態度を崩しておらず、クリストファー・パイン教育相は無所属諸派議員との交渉を迫られている。

 大学改革法案は10月29日から上院の審議に入るが、上院に3議席を持ち、与野党平衡の上で決定権を握っているPUPのパーマー党首は、「3人のPUP上院議員は反対票を投じる。VIC州モータリング・エンスージアスト党のリッキー・ミュア上院議員もPUP議員と歩調を合わせている」とラジオ発言している。27日にはパーマー党首は「連邦の奨学金などを含めた条件で交渉に応じる」としていたが、28日には、「学生はクリストファ・パイン教育相に手紙を書き、ヤツは『ゲスだ』と書いてやれ」と語っている。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-10-28/clive-palmer-promises-bye-bye-to-university-overhaul/5848958

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