「君の成績はDマイナスだ」とハドリー

アボット支持パーソナリティが切れる

 フェアファクス系メディアによると、2GBラジオ放送の保守派パーソナリティ、レイ・ハドリー氏はこれまでトニー・アボット保守連合連邦首相の熱烈な支持者として知られていたが、12月18日朝のハドリー氏の番組に出演したアボット首相に、「君の成績はDマイナスだ」と託宣した。アボット保守連合連邦政権はこれまでの世論調査でもじりじりと評価を下げてきており、ファイナンシャル・レビュー紙はいくつかの政策分野で過去5人の連邦首相の中でアボット氏が最低評価を受けていることを報じている。

 同メディアによると、放送の中でハドリー氏は、「1か月前まで君の成績はBプラスと評価していたが、今はDマイナスだ」と言い切っている。その理由の一つとして、シドニー・マーチン・プレースの喫茶店籠城事件さなかに期中経済財政見通し(MYEFO)発表を実行しようとしたことを挙げ、「17人の生命が危険にさらされている時にあの決定は非常にまずかった」と語っている。

 これに対してアボット首相は、「あれは、私が慎重に検討した結果、政府の日常的な仕事を粛々と実行すべきだと考えた。それが良かったと考える人もいれば、悪かったと考える人もいる。君は後者だということだ」と反論している。

 同メディアによると、他の保守連合支持の保守派コメンテータでは、先月、ルパート・マードック系メディアのアンドリュー・ボルト氏が、「保守連合はジュリア・ギラード政権敗北の原因と同じ失敗を繰り返してる」と書いており、ラジオ・パーソナリティのアラン・ジョーンズ氏もアボット首相をラジオで攻撃し、「中国との自由貿易協定は国民の支持を得られていない」と発言している。ルパート・マードック系紙のオーストラリアン紙のジャネット・アルベヒトソン氏は、「保守連合は上から目線の言葉遊びにふけっている」と、これまたアボット政権を批判している。いずれも最近までアボット保守連合政権を支持していた人々である。
■ソース
Ray Hadley attacks Tony Abbott’s response to Martin Place siege during fiery interview

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