ロバートソンNSW州労働党党首降板

過去にモニスへの協力が明らかにされ

 12月23日、NSW州議会野党労働党のジョン・ロバートソン党首が党首の座を降りる意思を明らかにした。

 報道によると、ロバートソン党首は、かつてマーチン・プレース籠城犯、マン・ハロン・モニスの依頼でAVO(暴力阻止命令)を受けていたモニスが監視付きで子供と面会できるよう取り計らいを要請する書簡を監督官庁に送っていたことが明らかになった。そのため、労働党内でロバートソン氏の党首辞任を求めることが高まっていた。

 この情報が明るみに出たのは12月22日で、ロバートソン氏は2011年に問題の書簡を書いていた。当時、モニスはAVOを発行されていただけでなく、家裁でもモニスに対する訴訟手続きが進んでいた。

 2011年には今回のモニスの犯行を予想できなかったとはいえ、すでにいくつもの問題を起こしていたモニスに協力したことがあるという事実は、今回の籠城事件が海外にまで知れ渡ったショッキングな事件だけに政治的におおきな黒星になることは確実だった。

 さらには、NSW州腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)において、与党自由党議員ら10人ほどが連座して2人が辞職、数人が自由党籍を停止している状況でもロバートソン労働党支持率が上がらず、ロバートソン党首が過去の腐敗政治家に近すぎるという声が聞こえていた。
■ソース
John Robertson stands down as NSW Opposition Leader following leadership speculation

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