「150歳まで生きるようになる」と財相

メディケア負担増強調のあまりの放言

 このニュース・ダイジェストの内容は日豪プレスの方針や意見を意味するものではない。ジョージ・ブッシュ米大統領はよく言い間違いをした。「ブッシュの言い間違い集」なるものがインターネットで公開されたこともある。トニー・アボット連邦首相はカナダを訪問した際に、「カナディア」と言ったり、「知識の宝庫(repository)」を「知識の座薬(suppository)」と言ったことはいまだに話題になる。また、途方もない主張をすることは、アラスカ州の政治家、セーラ・ペイリン氏にちなんで、「セーラ・ペイリン・モーメント」と呼ばれる。

 1月19日、ジョー・ホッキー保守連合連邦政権財相がまさしく「セーラ・ペイリン・モーメント」をしたため、野党労働党のビル・ショーテン党首がすかさずこのチャンスを捉えたことが報じられている。

 フェアファクス・ラジオの朝の番組に出演したホッキー財相は、予算節減が必要であること、国民の医療自己負担分を引き上げる必要について力説し、「現在の世界がめざましく変化しており、今、生まれたばかりの子供が150歳まで生きることも大いに考えられる。100年前には80、90歳まで生きれば長生きだと言われたが、今は150歳が長生きだ。問題は人生を尊厳を持って生きることができるかどうかだ」と発言した。

 QLD州議会選の応援にブリスベンを訪れていたショーテン党首が、「ホッキー氏も頭がプッツンしたか。私の家からロシアが見えると言ってのけたセーラ・ペイリン的発言だ。2014年の5月予算案を正当化するのにこと欠いて、まだ生まれていない子供が1世紀半も生きられるようになると言ってのけた。財相はもう完全にあらぬ方向にさまよっているようだ」と揶揄した。

 先週最終的に取り下げられたメディケア補助金減額をめぐっては、スッサン・レイ保健相の前にピーター・ダットン前保健相、ホッキー財相、アボット首相らの間で多少の軋轢があったと報道されている。$7、$5、$20と数字が転々と変わり、政府は今も$5の診察料を成立させたい腹だと報道されている。
■ソース
Joe Hockey: Bill Shorten ridicules Treasurer’s claim Australians must pay more for health care because they will soon live to 150

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