「LNP候補落選なら計画保証しない」

ニューマン首相が各選挙区に警告

 この記事は、国内報道の要約であり、日豪プレスの方針でも意見でもない。

 1月24日、キャンベル・ニューマンQLD州首相がアナスタシア・パラシェイ労働党党首に対して、「バイキー・ギャングが労働党に献金している」と発言し、パラシェイ党首が、「何をバカな発言。証拠があるというのなら当局に提出すべきでしょう」と応じる場面がテレビで放送された。一方、ニューマン州首相とジェフ・シーニー副首相が保守派ラジオ・パーソナリティ、アラン・ジョーンズ氏のラジオ発言を名誉毀損にあたるとして民事訴訟し、QLD州の鉱山富豪で連邦議会下院議員のクライブ・パーマー氏がジョーンズ氏に裁判費用を援助すると発表するなど活発な選挙活動が展開されている。

 さらに、同日、ニューマン州首相は、「LNP政権で与野党両党が賛成したプロジェクトでも、プロジェクトの行われる選挙区でLNP議員が当選しなければプロジェクトの進行は保証できない」と発言した。

 24日朝にトゥーンバの町で発言したもので、州首相は実質的に、「LNPが政権を取り、LNP議員が落選した場合にはその選挙区でLNPが約束したインフラストラクチャ投資はないものと考えてもらいたい」と発言、その例として、タウンズビルの新スタジアム建設が挙げられている。2014年12月、労働党は「当選すればタウンズビルに1億ドルの予算でスタジアムを建設する」と公約しており、これに対してLNPは「スタジアムと隣接商業施設に1億5,000万ドルの予算を計上する」といわば公約競争になった。ニューマン氏は、タウンズビルでLNP議員が出なければ新スタジアムはご破算と有権者に突きつけた格好になっている。

 24日付オーストラリアン紙に掲載されたニューズポル世論調査結果は、ケアンズ、イプスイッチ・ウエスト、ケッペル選挙区で労働党一次得票率が16%跳ね上がって47%に、LNPは急落して43.5%に、また二党択一では労働党56%、LNP44%と大きく開いている。この数字では7.2%得票差のイプスイッチ・ウエストと、6.4%差のケッペルが労働党に渡り、8.9%のケアンズも接戦になる見込み。(Ratei)
■ソース
Queensland election 2015: Campbell Newman will not guarantee projects if LNP members not elected

http://www.abc.net.au/news/2015-01-24/no-guarantees-on-projects-if-electorates-snub-lnp-newman/6044122

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