QLD州議会選挙、NLPがまた破廉恥

ALP女性党首題材にヌードマンガ投稿

 この記事は国内報道の要約であり、日豪プレスの方針、意見と解釈されるものではない。

 QLD州議会選挙はQLD州の政治的風土をうかがわせる事件が次々と起きており、かつての強権と腐敗のビヨルケ・ピーターセン国民党QLD州政権と比較する声も挙がっている。特にピーターセン政権の腐敗を徹底的に暴いたトニー・フィツジェラルド判事はこれまでにもキャンベル・ニューマン自由国民党(LNP)政権の行動を厳しく批判してきたが、今回の選挙でも「LNP政権は腐敗政治に向かっている」と発言している。

 1月28日には、ジョージ・クリステンセンLNP連邦議員が、アナスタシア・パラシェイ労働党党首が裸でレッキング・ボールにまたがり、「アボット・ポイント石炭輸出ターミナル」と書かれた煉瓦壁を打ち壊しており、背景に緑の党のプラカードを掲げたクリスティン・ミルン党首を描いたマンガを自分のフェースブックに投稿した。

 クリステンセン議員はこれまでもキリスト教保守の立場からムスリム攻撃やリベラルな意見を攻撃してきた人物だが、なぜかクリステンセン議員のフォロワーに見せるために掲載したマンガは間もなくクリステンセン議員自身が削除している。

 このマンガについて質問されたパラシェイ党首は、「LNPに質問したい。このマンガでQLD州の女性に対してどういうメッセージを送るつもりなのか? マンガは州自由国民党政治家の品位の低さを暴露しただけ」と発言した。一方、マンガを削除したクリステンセン議員だが、謝罪を拒み、逆に、自分のフェースブックに、「ただの冗談に対して、政治的点数稼ぎのために怒った振りをすることが非常にみっともない。政治家をからかうことは我が国の文化風土だ。それを怒ってみせるのは非国民的だ。ポリティカル・コレクトネスのためにユーモアのセンスが失われるのを恐れる」と書いている。

 キャンベル・ニューマンQLD州首相は、過去に個人攻撃に反対する発言を行ってきており、今回のクリステンセン議員の下品なマンガに対しても、「自分とは無関係。クリステンセン議員自身が答えなければならない。個人攻撃をしてはならないことを再確認したい」としてクリステンセン議員とは距離を置いた発言をしている。

 QLD州選出のラリサ・ウォーターズ緑の党上院議員は、「性差別問題でセクシズムと古くさい女性観をむき出しにすることは笑い事ではない。マンガはLNPメンバーの女性観がおそろしいほど下劣だということを示している」と批判している。

 QLD州選挙は今週土曜日、1月31日が投票日になっている。
■ソース
QLD Election 2015: George Christensen posts cartoon of naked Annastacia Palaszczuk

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