「不満議員は首をひっこめろ」と大臣

保守連合支持率上昇で状況変化

 3月2日発表のフェアファクス-イプソス世論調査で連邦保守連合支持率がやや回復していることを受けてアンドリュー・ロブ貿易相が、トニー・アボット首相批判派に対して、「アボット首相を更迭しようとする動きは終息している。不満議員は首を引っ込めておくよう」警告した。

 3月2日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 同世論調査によると、保守連合支持率は4%ポイント上昇して42%に、労働党支持率は4%ポイント下落して36%になっている。この数字は同世論調査の許容誤差2.6%よりも大きい。また、プレファレンス票集計後に相当する「二党択一」の質問では保守連合支持が49%、労働党支持が51%と僅差に迫っている。この調査結果は先週実施されたニューズポルの傾向と似ている。

 ロブ大臣は、「世論調査の結果は、有権者が首相更迭を望んでいないことを示している。3週間前に党首入れ替え話し合いの動議が否決されたのは同僚議員がアボット首相の続投を望んでいることを示すものだし、世論調査結果が大きく展開しているのも有権者が同じように考えていることを示すものだ」と述べている。

 与野党党首の「首相適任者」では、ビル・ショーテン労働党党首が44%、アボット首相が39%と、依然アボット氏評価は低い。ただし、同氏の実績に満足とする評価は3ポイント上がって32%に、不満足とする評価は5ポイント下がって62%となっており、純支持率は-30%となっている。一方、ショーテン党首は満足、不満足ともに43%で純支持率はゼロとなっている。

 保守連合リーダー適任者として、調査対象回答者全員ではマルコム・タンブル通信相が39%、ジュリー・ビショップ外相が24%、アボット首相が19%となっており、タンブル氏の圧倒的人気だが、保守連合支持回答者だけで見ると、タンブル支持30%、ビショップ支持21%、アボット支持38%と大きく違っている。
■ソース
Liberal leadership: Andrew Robb warns disgruntled MPs to ‘pull their heads in’ as PM Tony Abbott receives poll boost

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