ダスチャリ労働党上院議員爆弾発言

大企業を名指しで「腐敗行為」と糾弾

 3月5日、連邦議会のサム・ダスチャリ労働党上院議員が、大企業を名指し、企業と役員ぐるみ、海外で贈賄などの腐敗行為を続けていると発言、調査委員会設立を要求した。

 6日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 議員には院外免責特権があり、議会内での発言で罪に問われたり、名誉毀損で訴えられることはない。同議員は、「国内大企業の役員が海外で腐敗行為を行っていたという証拠がある。レイトン・ホールディングス、レイトン・オフショア、ティースなどに対して海外での贈賄行為を詳しく記した内部告発者からの資料を持っている。調査委員会を設立する場合、「BHPが中国政府公務員に贈賄しようとした事件を含めてBHPビリトンについても調査すべきだ」と述べた。

 さらに、「デビッド・サベッジはレイトンの元上級役員だが贈賄の支払いを承認した。デビッド・スチュワート元CEOはワイロの話をしたが実行はしていない。ワル・キングはイラク・プロジェクトの交渉が進んでいる時にレイトン・オフショアのCEO兼役員だった。レイトン・グループだけを調査の対象にするように言っているのではないが、レイトンは海外での腐敗活動のケース・スタディにふさわしい」と述べている。

 2013年、レイトン・ホールディングスは、うまみの大きいイラク領内のオイル・パイプライン建設工事請負を獲得するため4,200万ドルのキックバックを提示したとされているが、強い否定している。また、BHPビリトン社は声明書を発表し、「2009年にアメリカ当局から問い合わせがあった時に社内調査を行い、政府官僚との間で汚職防止法に抵触するような行為があったことを当局に届け出ている。すでに報道されているように、豪連邦警察が捜査を開始しており、グループは当該官庁に全面的に協力している」と発表している。
■ソース
Labor senator Sam Dastyari uses parliamentary privilege to name executives allegedly involved in foreign bribery

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