保守連合、議席減らしながらも再選

2015年NSW州議会選挙投票結果

 3月28日に行われたNSW州議会選挙でマイク・ベアード現保守連合政権は大きく議席を減らしながらも圧倒的多数の議席を占め、政権を維持することが決まった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ベアード保守連合リーダーは、同日午後9時40分にシドニー市内のホテルに設置された保守連合選挙本部で勝利宣言を出し、「我々はNSWを素晴らしい州にするため、州民の負託を求めた。今夜、NSW州民は我々に負託を与えた。ここに感謝の言葉を述べたい。我々は計画を明らかにして州民の判断を求めた」と述べた。さらに、選挙期間中のトニー・アボット連邦首相の協力にも感謝の言葉を述べ、「NSW州がもっと連邦資金を必要としていることを理解している」と語った。

 一方、リドコムのカソリック・クラブでは、労働党のルーク・フォリー党首がベアード・リーダーを称賛する挨拶を行い、「マイク・ベアードは、自由党が難局に差しかかった時期に党首の座を引き継ぎ、党を安全に導いた。彼は手強い敵手であり、現在、その人気は最高潮にある。同時に彼は高潔な敵手でもある。選挙期間を通じて、彼も私も人格攻撃を避けることに務めた。彼がその原則を守ったことに感謝したい」と語った。

 3月29日夜、保守連合政権は53議席を占める勢いだが、それでも労働党は34議席を確保し、緑の党も4議席はほぼ確実とされている。また、「選挙では政権を取ることはできなかったが、NSW州民の信頼を回復するために大きく前進した。しかし、州民の大多数は労働党に政権を与えるのはまだ早いと判断した。その判断を理解できるし、受け入れるが、今回の選挙で労働党の得票数は前回の敗北時に比べて50万票増えている。前回の選挙では20議席獲得に留まったが、今回は30台半ばに増えた」と語っている通り、前回からの得票増は9%を越えている。

 グラディス・ベレジクリアン副首相兼運輸相は、「選挙結果には大喜びしている。一部の選挙区では保守連合が得票を伸ばしてさえいる。予想もしなかったことだ」と語っている。
■ソース
NSW election 2015: Mike Baird’s Coalition retains government despite swing to Labor

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