移民相、自閉症児の豪滞在延長認可

母親の労働移民延長申請を認める

 オーストラリアで看護師を務めていたマリア・セビラさんは、10歳になる男児タイローンちゃんの自閉症を理由として、労働移民滞在ビザ延長を却下されていた。そのため、セビラさんや支援者がピーター・ダットン移民相に、大臣権限で移民省の決定を覆すよう陳情を続けていた。ダットン移民相が大臣権限でセビラさんの滞在ビザ延長を認めた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 セビラさんが移民省によって滞在ビザ延長申請を却下されたことが国内に知れ渡ると、インターネットの署名ウエブサイトで署名集めが行われ、4月27日にはQLD州ブリスベンのダットン議員選挙事務所に4,000ページ、12万2,000人の署名が提出された。

 ダットン移民相は、「この問題に関して様々な事実関係を考慮しなければならない。しかし、詳細を知るにつれて、私の権限でこの家族を支援することが可能だと考える」と語った。

 セビラさんは8年前に看護師教育を受けるためにオーストラリアに渡り、現在はタウンズビル病院に勤めている。滞在延長申請を提出したところ、移民省移民審査局が、「タイローンちゃんの自閉症は将来国民にとって重い負担になる」として滞在ビザ延長を拒否し、却下していた。

 ダットン移民相は、大臣権限を使って移民省の審査を破棄し、家族のオーストラリア滞在延長を認める方針を明らかにした。(Ratei)
■ソース
Tyrone Sevilla: Immigration Minister Peter Dutton indicates boy with autism will be allowed to stay in Australia

http://www.abc.net.au/news/2015-04-27/dutton-indicates-boy-with-autism-tyrone-sevilla-allowed-to-stay/6425994

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る