「お茶の有効成分を保つ淹れ方は電子レンジ」

ニューカッスル大学の研究者の古い研究に再注目

 ABC放送(電子版)は、ニューカッスル大学の食品科学者クアン・ヴオン博士が2012年に発表した研究結果に再び注目が集まっていると報じた。

 ヴオン博士は、食品の栄養を最大限に引き出す調理法などの研究をしており、お茶を淹れるなら電子レンジが最適としている。

 その研究が再び注目されているのは、ドクター・フーで一躍人気の出たデビッド・テナントの出演するイギリスのテレビ・ドラマ「ブロードチャーチ」で、テナントが電子レンジで紅茶を淹れる場面があり、視聴者から大きな反応が寄せられたことから。そのかなりが電子レンジでは紅茶が台無しになるというものだった。

 しかし、ヴオン博士の研究によると、紅茶、緑茶ともに電子レンジで淹れるのがカフェイン、テアニン、ポリフェノールなどを80%引き出せるとしている。

 その淹れ方とは、1.カップに湯とティーバッグを入れ、最大出力の半分程度で30秒間加熱する、2.1分間そのままにするだけ。

 ポリフェノールは抗酸化作用があり、循環器系疾患を防ぎ、コレステロール、高血圧、糖尿病に効果があるとされている。テアニンは必須アミノ酸の一つでリラックスさせる作用があるとされている。

 また、ヴオン博士は、「健康に対する茶の効用は1日に3杯以上飲むことで現れてくる」としており、電子レンジで温める方法はハーブ茶や従来のティーバッグを使わない紅茶にも利用できる。

 また、ヴオン博士は、これまで食品廃棄物とされていた果物やナッツの皮などからも電子レンジで栄養を取りやすくする方法を研究している。
■ソース
Microwaving tea the best way to brew and extract health benefits

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る