ケーン・トードに、「毒をもって毒を制する」戦術開発

ケーン・トードおびき寄せる餌を仕掛けたワナを配置

 ブリスベンの研究チームが、QLD州で悪名高い有害生物、ケーン・トード(南米産オオヒキガエル)を退治する方法を開発、ケーン・トードの毒を使い、ケーン・トードに合わせたワナを仕掛けるというもの。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 QLD大学(UQ)の研究チームが開発したこのワナは目下州内各地で試験が進められており、成績が良ければ、今後2,3年以内にスーパーマーケットの商品棚にも並ぶようになる。

 研究を指導するロブ・ケーポン教授は、「このワナの餌をつくるため、多くのボランティアがトードを捕獲し、研究室に送ってきてくれる。各地の住民グループが捕獲作戦を進めており、これまで死体を埋め立て地に捨てていたが、研究室でケーン・トードから有効成分を抽出し、餌に混ぜることができる」と語っている。

 さらに、「研究室ではケーン・トードからフェロモンと毒素を抽出し、小さなセラミックのさいころ型に封入する。ワナにこの餌を仕掛け、ケーン・トードのおたまじゃくしのいる水の中に浸しておくと、餌と間違えて集まり、ワナに閉じ込められる。成功すれば商品化に移るが、目下のところは住民グループの協力をあおいでいる」と語っている。
■ソース
Cane toad poison used against amphibian pest in Queensland-designed bait trap

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る