ネコの罠にかかったタスマニアン・デビル脱出

針金のケージを食い破り、わずかな毛を残して

 TAS州ホバートの南、ノラネコの数に悩まされていたケタリングに住む女性がネコのケージ罠を仕掛けたところ、鉄の針金が食いちぎられ、ケージ罠がぽっかりと口を開けていた。後にはわずかな黒い毛の塊が落ちていただけだった。このようなことができるのはタスマニア・デビルだけだと、フェースブックに掲載したところ世界中でシェアされ始めた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この女性、フラン・トレネリーさんは、ノラネコを捕獲し、飼い主を探す活動をしている。トレネリーさんがフェースブックに掲載した写真は、ケージの針金がちぎれてねじ曲がり、罠にかかった獣が出られる程度の大きさに開いている。

 トレネリーさんは、ABCホバートのインタビューに答え、「家の周りにノラネコがたくさん集まってきて、集会をするようになったので罠を仕掛けてみた。そのケージ罠の蓋が閉まっており、横のところの針金が食いちぎられていたし、黒い毛の塊がいくつk落ちていた。いくらタスマニアン・デビルの歯が強いと言っても鉄の針金を食いちぎれるとは思わなかった」と語っている。

 フェースブックには、罠に捕らわれながらも逃げ延びたタスマニアン・デビルの身を案じる投稿もあったが、トレネリーさんは、「そのデビルが傷を負ったとは思えない」と語っている。

 身体の大きさに対する咬む力では肉食獣の中でもタスマニアン・デビルがもっとも強力なアゴを持っており、しかも、アゴは80度の角度まで開くことができる。

 タスマニア島ではノラネコの問題が大きいが、タスマニアン・デビルがウイルス性の顔面腫瘍で数が減ったため、ノラネコの数が激増している。ネコの罠は必要だが、他の小動物も罠にかかることが多い、そのため、TAS州の自然保護グループはデビルを寄せ付けない罠の開発を進めており、「罠を地面から少し高くするため、デビルは入ることができないようになっている。しかも、電話と接続し、罠をチェックすることができるようになっている。
■ソース
Trapped Tasmanian devil chews through metal bars in escape from feral cat cage

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