28日早朝は赤い月と赤い星火星のランデブー

21世紀で最長時間の皆既月食各地で観測

 7月28日未明、皆既月食が観測され、地球の影に入った月が赤く暗い姿を空に浮かべた。また、火星が地球に最も近づいている時期でもあり、赤い月と赤い星のランデブーという珍しい夜景になった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 今朝の皆既月食は21世紀を通じて皆既食時間がもっとも長く続くことが計算で明らかになっており、シドニーのオブザバトリー・ヒルやメルボルンのブレイサイド・パークには大勢の人が寒空の中を望遠鏡、双眼鏡、カメラを担いで集まった。

 シドニーでは午前4時30分、地球の影が月の表面に落ち始め、月が太陽から見て地球の軌道の反対側にある時期でもあり、今回は外惑星の火星が地球に最も近づいている時期と重なって赤い月の近くに火星も赤く明るく輝いた。

 大陸東部時間帯の午前5時30分には皆既食になり血のように赤い月が西の地平線に近づき、午前6時過ぎにも地平線に眺めることができた。月の移動方向が夜明けの移動方向と同じであるため、世界各地で少しずつ食の異なる段階を観測することができ、今回の皆既月食を少しでも見ることができなかったのは北アメリカだけだった。

 今回の皆既月食の皆既食が長時間続いたのは月が地球の影の中心を横切ったためで、月そのものは地球からもっとも遠い位置にあった。また、オーストラリア大陸東部で未明から始まったため、世界で最初に月食を見ることができただけでなく、その最善の部分を見ることができた。
■ソース
Red moon and sparkling Mars delight stargazers around the world

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