豪人サーフィン・チャンピオン、サメと遭遇

機転の救助で危うく無傷で難を逃れる

 南アフリカで開かれていたJ-Bayオープン世界サーフ・リーグのイベントでオーストラリア人サーフィン・チャンピオン、ミック・ファニングさんがサメに襲われたが、ジェットスキー2艇が駆けつけ、ファニングさんを艇に引き上げた。ファニングさんは奇跡的に無傷だったが、イベントは中止された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 一部始終を捉えたビデオがニュースでも放送され、ファニングさんがサーフボードに乗っている時、背後からサメが近づき、水面下でファニングさんを襲ったように見えた。あわててファニングさんが水を蹴り、ボードにはい上ろうとしたがバランスを崩して、水に落ちた。幸い、イベントのためにジェットスキーが待機しており、2艇が駆けつけてファニングさんを取り囲むようにしながら1艇がファニングさんを引き上げた。

 オーストラリア海洋科学研究所のマーク・ミーカン博士は、「今回、迅速な救助が、無傷で助かった最大の要因だ」と語っている。

 さらに、「サメはファニングさんのレッグ・ロープにからまったようで、彼の周囲でかなり水しぶきが上がっている。また、彼がすぐに現場から離れようとしたのも正解だった。私もそうしていたと思う。私なら大声を上げてみんなの注意を引き、できるだけ早く水から上がることを考えたと思う。しかし、いつもそれでうまくいくとは限らない。サメの鼻や眼を殴ってサメがひるんだ隙に逃げればいいという人がいる。サメは頭の周りにたくさんの感覚器官を持っているが、一方でかなりタフな動物だから、その程度のことでサメがひるむかどうかはまだ分からない」と語っている。

 また、「水域を考えると襲ったサメはホオジロザメではないか。このサメは獲物を待ち伏せし、一噛みして離れ、獲物が出血多量で弱るまで待つ習性がある。そのため、最初に襲われてから次に襲われるまでに少し時間がある。その間に逃げるチャンスはある」と語っている。
■ソース
Mick Fanning shark attack: Quick rescue key to pro surfer’s survival, expert says

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