ロシアの冒険家、熱気球で単独無着陸世界一周最速記録

7月12日にエイボン・バレーを出発、11日ぶりに同地点を通過

 ロシアの冒険家、フェドル・コニュホフ氏の熱気球、モートン号は7月23日にWA州エイボン・バレーを通過、熱気球による単独無着陸世界一周最速記録を達成した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 コニュホフ氏(65)は、7月12日にWA州パースの北東、エイボン・バレーを離陸しており、熱気球単独無着陸世界一周最速記録を樹立するための条件として同地点を通過しなければならない。そのため、コニュホフ氏は風速も見計らい、午後4時30分頃、さらに東のボニー・ロックの町近くの畑に着陸した。

 これまでの記録は、14年前にアメリカの冒険家、スティーブ・フォセット氏が樹立した13日半が最速だが、熱気球による単独無着陸世界一周飛行はこれまでにこの二人しか成し遂げていない。

 コニュホフ氏の新記録に、地上のチーム・メンバーが万歳を三唱し、シャンペンを開けた。また、コニュホフ氏の息子のオスカル・コニュホフ氏は、「奇跡だ。息子として父を誇りに思う。初めての世界一周飛行挑戦でそのまま氏記録を作ってしまった」と語っている。

 また、飛行統括責任者のジョン・ウォリントン氏は、「信じられないような偉業だ。チームの目標は彼を無事に地上に取り戻すことだったが、もちろん、新記録は素晴らしいおまけだ」と語っている。

 また、オーストラリアの冒険家、ディック・スミス氏は、「その勇気は素晴らしい。これだけの偉業を達成できる者は世界中に何人もいない。着陸も素晴らしかった。気球が風にあおられ、ゴンドラが引きずられたが、フェドルはゴンドラが落ち着くのを待って出てきた。着陸は非常にリスキーだった。しかも、彼は出発点の真上を通過した。そのようなことは誰もやったことがない。10億に1回というようなまれなできごとだ。世界中に無数の気流があり、風向が常に変わっている。スティーブ・フォセットもノーザン・エアフィールドを出発して、かなり離れたバーズビルに着陸した。それでもすごいことだと思われたものだ」と語っている。
■ソース
Russian adventurer Fedor Konyukhov breaks world hot air balloon record, lands safety in WA

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