2016年リオ・オリンピック、水泳金メダル選手トロルの被害に

2位のライバル中国選手を「ドラッグ・チート」と呼んだ結果

 2016年リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックで水泳の男子400m自由形でオーストラリアに初の金メダルをもたらしたマック・ホートン選手は、ライバルだった2位のスン・ヤン選手を「ドラッグ・チート」と呼んだことからソーシャル・メディアでしつこくいやがらせをする「トロル」行為につきまとわれている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2人の間が険悪になったのは先週のオリンピック・アクァティック・センターでの練習中にスン・ヤン選手がホートン選手の顔に水を浴びせたことからで、ライバル同士で互いに角突き合わせるようになった。

 その事件当時、ホートン選手は、「ヤン選手は挨拶のつもりで水をかけたが、私はドラッグ・チートと付き合いたくないので挨拶を返さなかった」と語っている。2014年、ヤン選手は禁制物質で陽性の判定が出たため、3か月の出場停止処分を受けた。

 レースの後、ホートン選手は、「ヤンに勝つ以外選択肢はなかった。最後の50mでは、自分の言ったことと、彼が何を仕掛けてくるかばかり考えていた。自分はドラッグ・チートという言葉を使った。彼は検査で陽性と出たわけだし、検査で陽性と出ながら、未だにレースに出てくる選手には我慢がならない」と語っている。

 一方、ヤン選手は、「自分は何もやましいことをしていない。オーストラリア選手が何を言おうと知ったことではない。自分はクリーンだ。自分の無実を証明するためにあらゆることをやった」と語っている。

 しかし、ヤン選手の仇を討ちだしたのは中国人ファン達で、ホートン選手のいくつかのソーシャル・メディアでトロル攻撃を始めた。インスタグラムでは、「お前の両親とオーストラリア国民全員がお前の言葉を恥ずかしく思え」と書き込まれていた。また、他の投稿には、「試合に勝ったかも知れないが、お前は負け犬だ。金メダルの資格がない」などと書かれていた。また、いくつものスパムがヘビの絵文字だけだった。

 ソーシャル・メディアを通じてのコメント攻撃にホートン選手はいっさい返答していない。
■ソース
Rio 2016: Gold medal winner Mack Horton trolled online after calling out ‘drug cheat’ Sun Yang

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