シドニー・ホバート・ヨット・レースで1位と2位交替

出走時の違反行為で1時間のペナルティ科せられ

 12月26日の午後1時に出走したシドニー・ホバート・ヨット・レースは今年も再び記録が更新されたが、同時に1位でフィニッシュ・ラインを通過したWild Oats XIが出走直後の反則行為により、1時間のペナルティを科せられ、2位に入ったComancheのライン・オーナーと決まった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同レースの規則は国際セーリング連盟レース規則に従っており、シドニー・ハーバーでの出走直後にWild Oats XIが通行権を持つComancheの進路を横切り、危うく両艇が接触衝突しかけたため、Comancheが抗議のフラッグを掲げた。

 ジョン・ラウントゥリー国際審判委員長がWild Oats XIの1時間のペナルティを発表し、Wild Oats XIより27分遅れて入ったComancheの1日9時間15分24秒が今回の記録とされた。2016年のレースでライン・オーナーのPerpetual Loyalが樹立した記録を4時間以上も短縮している。2016年のレースではWild Oats XIが2位に入っていた。

 Comancheのオーナーで艇長をつとめたジム・クーニー氏は、「今回のような接近戦で審判団が規則違反を認定し、ペナルティを科したことは公正妥当だった」と語っている。

 一方、Wild Oats XIのマーク・リチャーズ艇長は、「残念な結果になったが、結果は結果であり、審判団の決定を尊重しなければならない。レースの記録を破りながら、それを手からもぎ取られるというのはよくあることではない。しかし、決定は甘んじて受ける」と語った。

 この審判団の審議のため、ハンディキャップを考慮した総合優勝の発表が遅れ、12月29日に持ち越された。
■ソース
Sydney to Hobart: Comanche takes line honours after Wild Oats XI penalised

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