NZ人カヤッカー、初の単独タスマン海カヤック横断

2か月かけてコフス・ハーバーからニュープリマスに

 7月2日、ニュージーランド人カヤッカーのスコット・ドナルドソンさん(48)が初のカヤックによるタスマン海単独横断を成し遂げたことが伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これまで、タスマニア州からNZ南島南端まで、カヤックでのタスマン海単独横断を試みたオーストラリア人が南島から数十キロの海域で行方不明になる事故も起きている。また、2人での横断はすでに成功しているが、単独ではタスマン海のNSW州とNZ北島の間にある巨大な渦や荒天に妨げられる事故が続いていた。

 ドナルドソンさんはNSW州中北部海岸のコフス・ハーバーを出航し、62日後の7月2日に北島南方のニュー・プリマスの海岸に到着、サポーターに抱えられ、「この成功は快挙だ。他に言葉を思いつかない」と語り、さらに、「シャワーを浴びたい」と付け加え、海岸に待っていたNZ入国係官の入国手続きを受けた。

 ドナルドソンさんのたどった航路は2,200kmにもなり、途中には嵐が待ち受けていることも多く、ドナルドソンさん自身、2014年に単独横断を試みた時にはニュープリマスまで80km、マウント・タラナキが見えるところまで来ておりながら、ウィンチで救助されなければならなかった。

 今回は前回と違ってカーボン・ファイバーの軽量カヤックを採用し、62日間の行程には乾燥食料を積んできた。

 出発前、ドナルドソンさんは、「食料は炭水化物とタンパク質、電解質ドリンクを取り合わせたものを用意している、といえば簡単に聞こえるが、カヤックのパドルで両手がふさがりがちなのだからちょっと難しいこともあるだろう」と語っていた。
■ソース
New Zealander Scott Donaldson becomes first person to completes solo kayak across Tasman Sea

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