伝説的なカー・レーサー、ボブ・ジェーン氏死去

タイヤ販売交換チェーンで知られた人物

 1962年から1974年にかけてカー・レース界で活躍し、アームストロング500レースでは4回の優勝を果たし、そのかたわら、1965年にはタイヤ販売交換事業のボブ・ジェーンTマーツを立ち上げたボブ・ジェーン氏が9月28日に前立腺がんで死去した。88歳。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アームストロング500は何度かの変遷を経てバサースト1000と名を変え、今も続けられている。

 また、ジェーン氏は2000年にはオーストラリア・レーシング界への貢献を称えられ、スーパーカーズ名誉の殿堂入りしている。

 ジェーン氏の死去を発表した、コートニー、シャーロット、ロバートの3人の子供は、「父、ボブ・ジェーン(ロバート・フレデリック・ジェーン)が亡くなったことを悲しい思いで発表する。長期にわたり、前立腺がんと勇敢に戦った父が昨晩、9月28日夜、家族に見守られて息を引き取った。彼のような父を持ったことは私たちの名誉であり、私たちも父を愛してきた。私たちは父の死を惜しみ、いつまでも忘れないことだろう」と述べている。

 スーパーカーズ・オーストラリアのショーン・シーマーCEOは、「ジェーンはオーストラリア・ツーリング・カー・チャンピオンシップの巨星達の一人だ。4回のチャンピオンシップで勝利する偉業を達成した者は数少ない。まして1000のタイトルを4回連続で獲得したものははるかに少ない。そのうち2回はフィリップ・アイランド時代に達成している」と述べた。

 しかし、息子のロドニー・ジェーンがタイヤ・ストア・チェーンを引き継いだ後、2013年、ボブ・ジェーン氏は、「健康を害したために会社経営から外された」として、ボブ・ジェーン・コーポレーションに貸した290万ドルの返済を求める訴訟を起こした。一方、ロドニー・ジェーン氏は、「240万ドルはすでに返済している。52万ドルは父からの贈与だった」と反論した。息子が勝訴し、ボブ・ジェーン氏は、「これで親子の和解はなくなった」と語っている。さらに2014年にはボブ・ジェーンの商標名でタイヤ事業を起こそうとして商標権違反で罰金を言い渡された。

 2006年には分かれた妻、ラリーさんを家庭内暴力で訴えたが敗訴している。
■ソース
Bob Jane, tyre businessman and car racing legend, dies aged 88 from prostate cancer

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