豪からインドネシア過激派に資金援助

50万ドルが武器、訓練、家族支援に

 オーストラリアとインドネシアの合同対テロ機関は、オーストラリアの男から巨額の資金がインドネシアに送られ、テロ団体の武器購入や訓練の経費、活動家の家族支援に充てられていることを突き止めたと報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 男は「L」とだけ呼ばれており、複数の寄付者から集められており、寄付者は、寄金がテロ活動に充てられていることを知らない可能性もある。

 インドネシアの金融追跡機関PPATKのアグス・サントーソ副議長が明らかにしたもので、「インドネシアに資金を送っているのはオーストラリア在住のインドネシア人ではなく、生粋のオーストラリア人だ。資金の使途として、新メンバー勧誘、訓練、武器購入の他、死亡したテロ活動家の遺族の生活支援などだ」としている。

 インドネシアでは、約200人がシリアのイスラム国に加わり、少なくとも60人が死亡していると見られている。PPATKのムハマド・ユスフ議長は、「寄付者は慈善に寄金するつもりだったことも考えられる」としている。

 インドネシア国内ではジャワ島全体でこれまでに同国の対テロリズム機関、デンサス88の特殊部隊によって11人が逮捕されており、彼らはインドネシア国内のシーア派、キリスト教徒、西洋人などの少数派を攻撃する計画を建てていたとされている。

 サントーソ副議長は、「インドネシア国内のテロリズム・ネットワークを摘発する上で、オーストラリア国内の対テロ資金監視機関AusTracの情報は不可欠だ。AusTracと豪連邦警察の協力には心から感謝している。その協力のおかげで両国にまたがっているテロリズム・ネットワークを暴露することができ、一件をデンサス88に一任することができた」と語っている。

 インドネシア国内はまだテロ警戒警報が出たままになっており、新年の祝賀時には特に厳戒態勢が予定されている。
■ソース
Australian donors sent $500,000 to Indonesia to fund terrorism

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