死亡豪人IS参加者の妻もシリアで病死

子と孫6人をIS占領地域に残し

 イスラム国に参加し、2015年、イラク領内で米のドローン攻撃により死亡したオーストラリア国籍者、ハレド・シャローフの妻、タラ・ネトルトンが、イスラム国占領地域で盲腸炎の併発症により死亡したことが報じられている。ネトルトンの子と孫が6人同地域内に生存している。またネトルトンとの母親はオーストラリア政府に、「子と孫をイスラム国地域から救出するよう」要求しているが、政府省庁、関係当局は、「現地の状況を考えれば救出はきわめて困難」と応じることを拒否している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ネトルトンの14歳の娘もシドニー出身でやはりイスラム国参加者モハメド・エロマーと結婚し、2015年9月に女児を産んでいる。エロマーも2015年6月、シャローフと同じ時に死亡している。

 ネトルトンは15歳でマローフと結婚し、2014年に子供を連れてシリアに入り、間もなくして、シャローフが息子に斬首したシリア兵の首や銃を持たせた写真をソーシャル・メディアに掲載して、一気に知られるようになると同時にイスラム国の残忍さも知れ渡った。

 チャールズ・ウォーターストリート弁護士がネトルトンの母親、カレンさんの代理で発言し、「オーストラリア政府には、子供達を危険から遠ざけ、その地域からオーストラリアに連れ戻すよう要請する。タラは少女の時期に結婚し、今、子供、孫は世話する人もなく放置されている」と語っている。

 ピーター・ダットン移民相は、「政府はどういう状況で子供達をオーストラリアに連れ戻せるか検討するが、究極的にはオーストラリア社会の安全が優先する。個々の状況を検討し、子供達が将来オーストラリア社会に脅威となるかどうかも考えなければならない」と語っている。また、野党労働党のタニア・プリバセク影の外相は、「子供や家族には同情するが、子供達は連れ戻すことは非常に困難だろう」と語っている。
■ソース
Islamic State fighter Khaled Sharrouf’s wife, Tara Nettleton, dies in Syria

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