ベトナムの屠殺場職員、鉄槌で家畜の屠殺を証拠ビデオに

タグや耳たぶの切り込みから豪産生体輸出牛の疑い

 ベトナムの屠殺場で職員が牛の屠殺に鉄の大槌で牛の頭部を殴りつける方法を取っていることが隠し撮りビデオで明らかになった。また、耳たぶの切り込み、タグ、挙動などから、家畜はオーストラリアから生体輸出されたものと見られている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 動物福祉団体、アニマルス・オーストラリアが先週に隠し撮りのビデオをオーストラリア国内で発表しており、オーストラリアからの生体家畜輸出については、輸入国での屠殺までの人道的扱いが輸出基準に定められており、豪連邦政府はベトナムの屠殺場の行為が輸出基準違反の疑いがあるとして調査を始めた。

 ビデオは同団体が雇った調査員が屠殺場の職員として潜入、撮影したもので、職員が鉄の大槌で牛の頭を5回殴ってようやく牛は床に倒れた。しかし、それでも牛は死なず、職員がさらに4回、牛の頭を殴りつけてようやく殺している。

 同団体のリン・ホワイト・キャンペーン部長は、「恐ろしく、しかも不必要で避けられるはずのできごとだ。オーストラリアがベトナムと生体牛貿易を初めて以来、毎晩続けられてきた行為だ」と語っているが、バーナビー・ジョイス連邦副首相は、何らかの措置を取るが輸出禁止処分はしない。農業省が業界と捜査を進めており、問題の屠殺場に対しては豪産家畜の配給を停止した」と発表している。

 しかし、同団体は、「ベトナム北部と中部の屠殺場13箇所を回ったが、認可屠殺場としてオーストラリアの基準条件を満たしているのは2箇所しかなかった。
■ソース
‘Australian cattle’ being bludgeoned to death in Vietnam sparks Government investigation

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