シドニー首都圏ビラウッド入管収容所でのNZ男性の不審死

移民省、収容所で死亡の男性の死亡状況詳細発表拒否

 2016年4月、シドニー首都圏南西部ビラウッドにある入管収容所に収容されていたニュージーランド国籍の男性、ロバート・エラン・ペイホパさん(42)が突然死した事件で、ペイホパさんの遺族は、ペイホパさんの死亡の状況を開示するよう要求しているが、オーストラリア連邦移民省はこの要求を拒絶している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ペイホパさんの死については検視法廷の審理が開かれる予定だが、死の前にケンカしたという証言もあり、また、目撃者も、4月4日夜に死亡しているのが発見され時、ペイホパさんの目の周りが黒ずんでおり、顔には傷があった。また、手にはボクシングのストラップがまだ巻き付いたままだったと語っている。

 しかし、当時、移民省は、「ペイホパ氏は心不全で死亡した」と発表していた。その後、ビラウッド内でケンカがあったという話は認めたが、検視法廷の報告書を待っているとしている。

 ABC放送の時事番組「7.30」は、数人の目撃者にインタビューした後、「情報の自由法」に基づいて関係資料の開示を要求したが、移民省は大幅に手を入れた資料一通を開示しただけで、プライバシーや安全を理由にしている。また、移民省は、ビラウッド収容所を管理しているSERCOの事件後の調査報告も開示を拒否している。

 ペイホパさんの母親、ヘラ・ペイホパさんは、豪移民省から、彼女の息子が収容所のジムで心不全のために死亡したと通知を受け取ったが、今もその文書を信じていない。検視官事務所からは、息子が心不全で死んだのではないことが示されている。息子の死を隠されてはたまらないし、ただの収容者だ。自分たちがくよくよ悩むことではないと忘れられてしまうことも望まない」と語っている。
■ソース
Immigration Department refuses to release details of New Zealand man Robert Peihopa’s death in detention

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