タイ滞在中のオーストラリア国民に連邦政府が警報

観光地など連続爆弾事件で、「人混みを避けるよう」勧告

 8月10日、オーストラリア人旅行者に人気のあるタイの観光地などで連続爆弾事件が起きたため、オーストラリア政府は、タイ滞在中のオーストラリア国民に対して、「人混みには近づかないように」などの警報を発表した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 タイ当局は、プーケット島のパトン・ビーチで小型爆弾2個の解体を行ったと発表している。

 しかし、8月12日朝にはパトン地区で爆弾2個が爆発している。その他にも連続爆弾事件が起きており、死者数名、負傷者多数が出ている。

 毎月、プーケットには25,000人程度のオーストラリア人が訪問しており、パトン・ビーチのホテルに滞在する人も多い。一方、8月10日に発見解体された爆発物に関して2人の男を検挙して取り調べている。

 連邦政府の「smartraveller.gov.au」では、パトン・ビーチ、フア・ヒン、ローマ・ビーチ、カオ・ラックなど、爆弾が破裂した地区には近づかないよう、また、地元メディアの報道に注意し、当局の指示に従うよう警報を出している。

 タイ当局では、8月10日以降、14個の爆弾が仕掛けられ、死者4人、負傷者は少なくとも33人にのぼると発表、何らかの政治的動機が考えられるとしている。

 また、プラユット・ジャンオーチャー・タイ首相は、「捜査は継続中であり、まだ犯人を推理することはできない」と語っているが、チャクティップ・チャイジンダ国警長官は、「テロリストではなく、国内分子の破壊活動と見られる」と語っている。

 2014年に軍クーデターで首相の座を追われたインラック・シナワトラ氏は、今回の爆弾事件への関与を否定し、「非人道的な犯罪」と非難している。また、当局では、「タイの王妃誕生日に近い時期に起きている」ことを重視している。
■ソース
Australian tourists warned to avoid crowded places in Thailand

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