イスラム国、オーストラリア国内の土地を名指して攻撃宣言

VIC州警察は、「単にプロパガンダ」と直接の危険を否定

 イスラム国(IS)のオンライン・マガジン、「Rumiyah」は、テロリスト支持者に向けて暴力を呼びかけ、オーストラリアでもメルボルンやシドニーの特定の地域を名指してテロ攻撃をかけるよう呼びかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これに対して、VIC州の警察とダニエル・アンドリューズ州首相は、「ISの呼びかけは単にプロパガンダ。テロ計画があるわけではない」として、危険を否定している、

 VIC州警察のグレアム・アシュトン長官は、「ISの英語版オンライン・マガジンでそのような脅迫を見たのは初めてだ。ほとんどの記事がどこかから持ってきたものだ。唯一新しいコンテントは、オーストラリアの地名に言及した詩一つだった。その詩の中で、ブランズウィク、ブロードメドウズなどメルボルンの郊外住宅地域であり、MCGについても述べている。

 また、ボンダイについても言及しており、アシュトン長官は、「この3つの地名はいずれもbで始まっている。これは詩だからだ。シドニーではSCGに言及している。このオンライン・マガジンはフランス語、ドイツ語、インドネシア語でも掲載されているが、それぞれの国の地名になっている。現在のところ、これらの地区でテロ攻撃があるとする情報は入っていない」と語っている。

 また、「VIC州のフットボール・ファイナルその他のイベントには警備を増強するよう手配している。しかし、州の危険レベルは変わっておらず、州民もこれまで通りの行動を続けてもらいたい」と呼びかけている。

 同オンライン・マガジンは、メルボルン出身のテロ陰謀容疑で有罪判決を受け、その後、イスラム国に投じたエジット・ラアドがシリアのマンビジで戦死したことを伝えている。マンビジはイスラム国に占領されていたが、8月にクルド治安部隊が攻撃し、イスラム国が同市から撤退している。
■ソース
Islamic State call for attacks on specific locations in Australia ‘propaganda’, Victorian police say

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