イラク軍、モースルでオーストラリア人IS派の旗発見

地元でIS医療プロとして知られ、陥落前に逃亡

 クルド人部隊、イラク国軍特殊部隊など米軍に支援を受けた勢力がイラクのイスラム国(IS)の制圧地域を徐々に奪回しており、モースル市は市街戦が伝えられている。

 そのイラク特殊部隊が、オーストラリア人ISメンバーの所有していたIS旗を発見したと伝えている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 「Iraqi Special Operations Forces」通称「黄金旅団」は、市北東部のカディシヤ地区で、オーストラリア人が所有していたとされる真新しいIS旗を発見した。発見した民家の1ブロック先にはISが市販の小型のドローンを改造し、爆発物を取り付けて敵勢力の上に落とすドローン爆弾の工場があった。

 BBC記者とカメラマンが黄金旅団についており、特殊部隊員が、「地元住民はこの旗を持っていたオーストラリア人が医療行為をしていたと証言している。

 特殊部隊は5日間の戦闘の末、その地区に入り、IS側の動向を知るため情報を集めていた。オーストラリア人はすでに逃亡しており、写真もなければ名前を明らかではない。しかし、特殊部隊員はそのオーストラリア人の顔を知っていると語っている。

 オーストラリア人の医師ではタレク・カムレがISプロパガンダ・ビデオに出演していち早くその名を知られるようになったが、現在はシリアのラッカにいると言われている。しかし、1年前にはそのカムレが、「もう一人、集中治療医師として働いているオーストラリア人がいる」と証言している。

 オーストラリアの情報機関は、シリアとイラクには100人を超えるオーストラリア人が戦闘に参加していると推定している。また、オーストラリアの情報機関はイラクの情報機関と協力関係にあるが、この地域に入り込むオーストラリア人過激派の情報を得るため、イランの情報機関とも情報を共有することを承諾している。

 イラク国軍はイスラム国のラジオ・コード、懲罰規則、各地の人員数などを記した書類を発見している。
■ソース
Iraqi forces find ‘Australian’s IS flag’ in Mosul

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