ウィキリークス創設者、「強姦容疑はまったく無実」主張

「テキスト・メッセージが大人の合意だった証拠」

 クィーンズランド州出身のオーストラリア人ジュリアン・アサンジ氏は、インターネットでの公電暴露ウェブサイト「ウィキリークス」創設者として知られているが、スウェーデン滞在中に2人の支援女性と肉体関係を持ち、その後、2人から強姦されたと訴えられた。アサンジ氏はイギリスに移動したが、スウェーデン当局から逮捕状が出され、イギリス当局に引き渡し要求が出されている。スウェーデンへの引き渡しを阻止しようとしたが万策尽きたアサンジ氏は4年前にエクアドル大使館に亡命申請しエクアドル政府から認められた。しかし、治外法権が認められているエクアドル大使館から一歩でもロンドン市内出れば逮捕、スウェーデンに引き渡されるため、4年間、同大使館で過ごしてきた。

 最近になって、妥協策としてスウェーデン検事がエクアドル大使館でアサンジ氏から事情聴取した。12月8日、アサンジ氏が大使館のバルコニーで書類の束を掲げ、「当時のテキスト・メッセージで肉体関係は大人の合意によるものであり、強姦は無実」と発言した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ABC放送はアサンジ氏の掲げた19ページの声明文を入手しており、内容として、強姦容疑に関わる2人の女性から送られたテキスト・メッセージもアサンジ氏の弁護団からの文書に含まれている。また、スウェーデン検事が大使館でエクアドル検事を通してアサンジ氏に事情聴取しているが、アサンジ氏は事情聴取に直接答えず、声明文書を読むよう求めたと見られている。

 ABC放送は、訴えに関わる2人の女性、SWとAAのテキスト・メッセージを入手していないが、アサンジ氏は、「SWは、JAを刑事訴追することを望んでいないが、警察が私を訴えたがっている。SWは、私に性病検査を受けてもらいたがっているだけだ」という内容だとしている。また、AAは、「スウェーデン国内タブロイド新聞に話を売り込もうとして、弁護士に交渉させた」としている。

 ウィキリークス編集長は、「スウェーデンのマリアンヌ・ナイ検事は、検察庁に求められる誠意と客観性、中立性を欠いている」と批判しているが、ABC放送の問い合わせに対してスウェーデン検察庁は、「捜査中の事件であり、どんな情報も明らかにすることはできない」と答えている。
■ソース
Julian Assange says texts show he is ‘entirely innocent’ of rape; WikiLeaks founder criticises Swedish prosecutor

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る