タンブル豪首相、ドイツ・ハンブルクのG20に出発

サミットでは北朝鮮ミサイル問題が焦点に

 7月6日、G20サミットに出席する先進経済20か国の首脳がドイツ第二の規模の都市、ハンブルクに集まり始めている。今回のサミットでは対テロリズム、気候変動、自由貿易などが重要議題にのぼる予定になっているが、このところ、北朝鮮の発射実験が行われるミサイルが急速に発達していることから、同国の軍事的野心の問題に加え、北朝鮮の隣国、中国の対応などが取り上げられる可能性がある。

 マルコム・タンブル豪首相は、オーストラリア時間の7月6日夜にハンブルクに到着し、そのままアンゲラ・メルケル独首相との会談に向かう。すでにメルケル首相は、G20では自由貿易と気候変動が最重要課題との考えを明らかにしており、この2つを当面の課題から引っ込めたドナルド・トランプ米大統領とは真っ向から対立している。

 タンブル首相の出発に先立って、フェアファクス・メディアが独占インタビューした内容では、「テロ容疑者がインターネットのメッセージ・プラットフォームを使って暗号通信する内容を各国政府が傍受解読できるようアメリカのテクノロジー企業の協力を求めており、メルケル独首相、テレサ・メイ英首相その他各国の首脳と協力して、トランプ米大統領に働きかけるつもりだ」と語っている。しかし、この要求はアメリカのテクノロジー企業の猛反対が予想されている。

 また、タンブル首相は、自由貿易推進を掲げており、トランプ米大統領、安倍晋三日本国首相、習近平中国主席らとは個別に自由貿易問題を話し合う他に北朝鮮問題も話し合う。

 北朝鮮問題では、トランプ米大統領がニューヨークの国連での緊急会談で、「アメリカは必要とあれば北朝鮮に対して軍事力を行使するつもりだが、その前に貿易制裁、通貨制裁を行い、朝鮮半島の非核化を図る」としている。一方、ロシアと中国は北朝鮮のミサイル実験中止を求めると同時に朝鮮半島周辺に集結している米軍事力を引き揚げるよう求めている。
■ソース
Malcolm Turnbull flies in to gathering G20 storm over North Korea

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