バリ島の火山鳴動続き、住民に避難勧告続く

豪外務省は渡航予定者に警戒を呼びかけ

 インドネシア・バリ島のアグン山の地下活動が活発化しており、地元民はすでに24万人が周辺地域から避難している。また、9月22日には最高のレベル4警報に引き上げられ、災害をもたらす噴火が迫っているとしている。火山から9km圏内にいる者は12kmの線より外に出るようにとの呼びかけも出ている。

 インドネシアは、「噴火しても火山の近辺でない限り危険はない。バリ島観光を中止しないで欲しい」と呼びかけており、オーストラリア外務省もオーストラリア国民の渡航中止は呼びかけていないが、噴火した場合、噴煙などによる航空会社の運行停止措置があり得るため、常に火山情報と航空会社の情報に注意するよう呼びかけている。

 ただし、アグン山周辺では、9月23日には地震も頻発しており、最大のものは地下6kmを震源とするM3.7の規模だった。

 国内のほとんどの州、準州で学校休みに入り、今後2週間で2万人のオーストラリア人がバリ島行きを予約しているが、火山が爆発して噴煙がバリ島周辺に漂うとジェット・エンジンが吸い込んで不調をきたすおそれがあるため、運休になりかねないことから、豪政府も航空会社の情報やバリの火山情報に注意するよう呼びかける結果になっている。

 ジェットスターの広報担当者は、「オーストラリア国内大都市から大都市に向けて毎週60便が直行し、1万人以上の旅客を運んでいる。全便がスケジュール通りに運行しているが火山の状況については常時情報に注目している」と語っている。

 アグン山はバリ島の観光地クタから71km離れており、爆発しても直接の影響はほとんど考えられないが、1963年の噴火では1100人が亡くなっている。
■ソース
Bali volcano: Australians warned to check travel plans as volcano rumbles

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