WA州の男性、「トランプはプーチンのごますりだ」

ウクライナ東部MH17撃墜で子供3人を失った父親

 WA州パースに住むアンソニー・マスリンさんは、マレーシア航空のMH17便がウクライナ東部の親露派戦闘集団が支配する地域の上空でミサイルによって撃墜された事件で3人の子供を失った。

 国際調査団の撃墜事件調査でミサイルはロシア領から親露派支配地域に持ち込まれ、事件後再びロシア領内に持ち出されたものとされたが、説明責任はロシア政府に向けられたままになっており、今回、ヘルシンキでのドナルド・トランプ米大統領とウラジミール・プーチン露大統領の会談でこの問題も議題に上ることが期待されていたが、会談後の共同記者会見ではトランプ大統領は、プーチン大統領と「並々ならない関係」を築くと称賛した。

 マスリンさんは、トランプ大統領を、「プーチンにごまをするばかりだった」と非難している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 マスリンさんとパートナーのリン・ノリスさんの子供、モ(8)、エビー(10)、オーティス(12)の3人は2014年7月17日にMH17に乗っていて命を落とした。

 マスリンさんはフェースブックにトランプ大統領宛の公開質問状を掲載し、「フェーク・ニュースの陰に隠れていないで紛れもない事実と向き合うよう」要求し、亡くなった3人の子供の写真を掲載した。

 ヘルシンキでの会談の後の共同記者会見で、トランプ大統領は、「米大統領選でのロシアの介入」に関して、アメリカの情報機関よりもプーチン大統領を信じるという発言をしており、撃墜問題は議題にのぼらなかった。トランプ大統領はその24時間後に、「自分の発言はwouldn’tとwouldを取り違えていた。アメリカの情報機関の調査結果を信じる。ロシアの介入はあったが、自分の陣営との共謀はなかった」と訂正発言をしている。

 MH-17便撃墜でオーストラリア国民と永住権者38人を含む298人が亡くなっており、オーストラリアとオランダの政府はロシア政府の責任としてプーチンに被害者遺族への賠償金を要求しており、イギリスも両国の要求を支持している。
■ソース
‘You have nothing’: Father of MH17 victims lashes Donald Trump

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